週休3日制の導入

日経新聞によると、パナソニックが週休3日制の一部導入を検討しているそうです。政府自民党の中でも週休3日制を勧める議論が活発化しているようです。私たちの世代は、昔を振り返ると羨ましい限りです。月曜から金曜だけでなく毎週や隔週で土曜日も働いていましたからね。週休3日制と言っても、賃金そのままで勤務を週4日制とする場合と、賃金を約2割減らして週4日制とする場合もあり、又は、1日8時間勤務を10時間にして同じ勤務時間で、賃金は変えない会社もあります。ジョブ型でなく、いわゆるメンバーシップ型の日本では、成果物でなく労働時間に対して報酬を払う文化の国では難しい面があるように思いますが、企業が成果物に対し、時間に左右されない評価ができるようになれば、この週休3日制は今までの壁を打ち破る将来の当たり前の姿になるかもしれませんね。

OECDの中で生産性が一番高いと言われるアイスランドで週休3日制の大規模な実験を行ったそうです。その結果、メリットが非常に大きいことが分かったそうです。OECDの中で生産性の最も低い部類に入る日本では、抜本的な改革をしない限り、同様な実験を行っても、残念ながら同様の結果が出ないように思われます。社会保険労務士も日本の生産性向上に向けて、貢献できればと思い頑張りたいと思います。これからが正念場なので頑張れ、日本‼