繋がらない権利

就業時間終わってからもメールが入ればつい見てしまいますよね。また、返事を待つメールかも知れません。ある意味で就労後のプライベートな時間を使う権利を侵害してしまいますよね。ある本で読んだことがありますが、ドイツの企業では、ある社員がバカンスに入るとその社員とのメールや電話などの回線を止めて、連絡が行かないようにして、また社員も確認できないようにするそうです。それほどプライベートな時間を守るそうです。特に今の日本での企業で在宅勤務が多くなっていますが、夕方5時とか6時とかの就業時間を終わってからの上司からや同僚からのメールなどは遠慮した方が良いと思われます。また、メールの文章は作成して、送信だけになっても、機械的に送信を明朝9時にセットするとかの工夫も必要だと思います。厚労省の今年3月に出たテレワークのガイドラインにも長時間労働の原因にもなるので、就業後の連絡は自粛するようにとの記載があります。先ほどのドイツの話のように欧米では先行しており、2017年にフランスで労使交渉でこの権利を明確にしたそうである。自宅を年中無休の職場にしないことが重要とのことであった。日本も従来のオフィス勤務でのずるずる残業にならないように、まずテレワークからその慣習をなくすのは良いことだと思います。